無人エリアに連れられて【香港・マカオ旅２】

さて、前回のアップから三ヶ月も経ちました。
早速香港旅クライマックスの話をします。

火鍋も食べてホクホクの夜、仲間の友達のフランス人からクラブに行こうと声をかけてもらい、行くことになりました。

クーロンからタクシーに乗り、高速に乗る。
おや、、遠いの？
走ること約３０分・・・

既にどこにいるかは分からない。
どんどん風景から人がいなくなり・・そわそわする私たち。
着いた場所は電気の消えた雑居ビルが立ち並ぶ人っ子一人いないエリア。

アレ？やばくない？
てかこのフランス人のことよく知らないけど、本当に安全なの？
フランス人がここだよと指差すビルは、２０階程の大きな建物だったんだけど、シーンとしてる。
クラブって入り口にお客さんが並んでいたりズンチャズンチャ音漏れしていたりしていると思ったんだけど、皆無。
言われるがままビルに入り、鉄骨丸出しの貨物用？のエレベーターに乗り・・
この時には「ねぇこれ本当に大丈夫？」しか言ってなかった気がする。笑

指定の階につき、一つの部屋に案内されると、
仲間内でやっている小さいクラブがちゃんとありました。
あ・・本当にあったんだ。疑ってごめん、フランス人！！！

けどよく見てみると、アレアレ？
ホッとしたのもつかの間、見慣れない光景に気づく。

壁に投影されたグニャグニャの映像を見ながら
みんな吸ってたよね、マリファナ。
３０歳までピアスも開けなかった私にとって超不良組織！！！！

それからはもう全然、何杯飲んでも踊っても酔えなくて、深夜２時くらいに帰りたくなりました。
しかし一人、もっと踊りたい！帰りたくない！というツワモノがいて、仕方なく置いて帰りました。笑

でもね、彼女はwi-fiも持っていなくて連絡が取れなくなる状態になるし、帰りのタクシーの中で「事件に巻き込まれたりしたらどうしよう」って不安になった。（遅い）
で、タクシーのおじさんに戻って欲しいって伝えたんだけど、こっちの英語も下手だしおじさんも全く英語ができなくて、クラブに戻ることが出来ませんでした。

ビンゴと私は置き去りにしてきたことを後悔しつつも、ホテルに到着するとエレベーターへ。
すると上昇途中でエレベーターがガクン！と止まってしまい缶詰状態に・・
この時「Help me!」って初めてちゃんと使いました。海外でこの言葉をガチで使う日が来るとは！
5分くらい閉じ込められていましたが、ドアの向こうからこじ開けてもらい無事助かりました。
これは仲間を置き去りにした罰なのか
神様はしっかり見ているんですね。

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